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犬がドッグフードを食べない。変える前に試す順番

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

フードを残したときは、買い替えを急ぐ前に、水を飲めているか、嘔吐や下痢がないか、元気が普段どおりかを確認します。体調の変化がなければ、食事の出し方やおやつの量を見直すことで様子を見られる場合があります。

一方で、水を飲まない、吐く、ぐったりしているといった変化があれば、フードの好みとして扱わず、動物病院へ相談してください。フードを替えるのは、体調に問題がないことを確認し、家庭でできる工夫を試した後の選択肢です。

やることの順番を先に決める

確認する順番は、体調の切り分け、家庭での工夫、受診の判断、フード変更です。複数のことを同時に変えると、食べない理由や反応を追いにくくなります。

先に切り分け。おやつは食べる?なら病気より偏食の可能性が高い

フードは残してもおやつを食べる場合、食事の好みや習慣が関係している可能性はあります。ただし、おやつを食べることだけで体調に問題がないとは判断できません。元気がない、下痢や嘔吐がある、飲水量が落ちている場合は、早めに獣医師へ相談してください。

いきなり高いフードに変えると失敗しやすい理由

高いフードに変える前に、知っておいてほしいことがあります。偏食が理由なら、フードを変えても同じことが繰り返される。「新しいうちは食べる」だけで、慣れるとまた残す犬もいます。まず原因を切り分けないと、何本フードを買っても解決しません。だから「変える」は最後の手段に回します。

なぜ「すぐフードを変えよう」という記事ばかりなのか

検索すると、すぐにフードの乗り換えをすすめる記事が並びます。これは立場の違いです。フードを売る側は、当然フードの乗り換えをすすめます。病院や保険の側は、まず受診をすすめる。どちらも間違いではありませんが、順番を中立に書いた記事は多くありません。

この記事は物を売る前に、まず家でできることから並べます。その上で、必要な人にだけフード選びの入口を最後に置きます。

変える前に試す4つの工夫と、試す順番

工夫は上から順に試してください。お金がかからないものから、負担の少ない順に並べています。1つ試してダメなら次、と1つずつ動かすのがコツです。同時に全部変えると、何が効いたのかわからなくなります。

温める・ふやかすで香りを立てる(同じフードでも食べることがある)

犬は香りに反応しやすいと言われます。温めると香りが立ち、同じフードでも食べ出すことがあります。ぬるま湯でふやかす、電子レンジで人肌程度に温める。熱すぎるとやけどの危険があるので、必ず人肌まで冷ましてください。

ドライを変えずに、これだけで食べ出す犬もいます。一番お金がかからないので、最初に試す価値があります。

置き餌をやめ、時間で下げる

出しっぱなしをやめて、時間を決めます。食べなければ下げる。いつでも食べられる状態だと、犬は「今食べなくていい」と学習します。決まった時間に出し、一定時間で下げると、食事にメリハリが出ます。

下げている間は水だけにして、おやつも足しません。ただし、絶食を長く続けるのは別の問題です。後述の受診目安を必ず読んでください。

おやつ・人の食べ物を一度リセットする

おやつは、思っているより効いています。量が多いと、主食を残しても平気になる。一度おやつを止めて様子を見てください。人の食べ物を分けているなら、それも一度やめます。「残せばもっと良いものが出る」と学ばせないためです。

主食をきちんと食べる習慣が戻ってから、おやつを少しずつ戻します。順番が逆だと、いつまでも主食が後回しになります。

トッピングは「量」より「混ぜ方」。少量を混ぜるのが基本

トッピングは、主食に少量を混ぜるのが基本です。たくさん乗せると、犬はトッピングだけ食べて主食を残します。主食に薄く混ぜ込み、分けて食べられないようにする。選び食いをさせないことが目的です。

具体的な割合は、犬の体重やフード量で変わります。分量やカロリー調整に迷うときは、かかりつけの獣医師に相談してください。

トッピング候補の商品情報を確認したい場合は、次の広告で内容を確かめられます。

ウェットフードを少量使う場合の候補は、次の商品ページで確認できます。主食を変更するときは、表示された対象年齢と給与量を確認してください。

※掲載した商品で食欲や健康状態が良くなると保証するものではありません。

それでも食べないなら病院へ。受診の目安ライン

工夫しても食べない、様子もどこかおかしい。そのときは家で粘らず受診します。食べない原因が病気なら、家での工夫では解決しません。迷ったら受診、が結局は近道です。

水を飲まない・吐く・ぐったり——この時は日数を待たず病院へ

次のサインが出ているときは、偏食ではなく体調不良の可能性があります。フードの問題としては扱いません。

これらがあるときは、食べない時間の長さに関わらず早めに受診してください。「随伴症状があれば日数を待たず受診」という点は、複数の動物病院のコラムで共通しています(※1・※2)。

水も飲まない場合に見るべきサインは、犬が水を飲まないときの原因と受診の目安で整理しています。

食べない時間だけで見る目安は、院によって幅があります。複数の動物病院のコラムでは、受診を検討するラインが「半日〜1日」(※1)と「丸1日」(※2)に分かれています。公的機関や獣医師会による統一した数値基準は、確認できた範囲では見つかりませんでした。

犬の年齢や体格でも目安は変わります。成犬は1日程度なら様子を見られる場合もありますが、2〜3日続くなら注意とされています(※2・※3)。子犬・小型犬は半日〜1日、数時間でも低血糖のリスクがあるとされ、シニア犬は1〜2日でも早めの受診がすすめられています(※1・※2・※3)。

いずれも個体差があります。上の目安より早くても、不安なら獣医師に相談してください。

工夫しても食べムラが戻る時、初めてフードを変える

受診しても体調に問題なし。工夫もした。それでも食べムラが戻る。ここで初めて変更を考えます。順番を守ってここまで来たなら、変更は理にかなった一手になります。逆に、ここを飛ばして最初に変えると失敗しやすい。

フードを変えても食べムラが再発することはある(正直なデメリット)

正直に書きます。フードを変えても、慣れると食べムラが戻ることはあります。新しいフードは目新しさで食べますが、それが続くとは限りません。「変えれば必ず食べ続ける」わけではないのです。

だから、変えること自体を目的にはしません。食べムラと長く付き合う前提で、選び方を決めるほうが現実的です。

変えると決めたら見る3点。食いつき設計・切り替えやすさ・やめやすさ

見るのは3点だけです。1つ目は、香りや素材で食いつきを狙った設計か。2つ目は、今のフードに混ぜて少しずつ移行できるか。3つ目は、合わなかったとき、定期の解約や中断がしやすいか。

この3点で選べば、「また食べなかったら丸損」のリスクを下げられます。食いつき設計と切り替えの実例は、二次情報で整理した記事にまとめています。 → 食いつき重視のフードを二次情報で整理した記事はこちら

ドライとウェットの使い分けや、保存時の注意点も確認したい場合は、犬のドライフードとウェットフードの違いを参照してください。

よくある質問

Q. 何日まで様子見していいですか。 受診を検討する目安は院によって幅があります。複数の動物病院のコラムでは「半日〜1日」から「丸1日」とされています(※1・※2)。成犬は2〜3日続くなら注意、子犬・シニアはそれより早めに、というのが複数院で共通する考え方です(※3)。食べない時間だけでなく、水を飲むか・元気があるかも合わせて見てください。嘔吐・下痢・ぐったりがあれば、日数に関わらず早めに相談を。

Q. 老犬が食べなくなりました。フードを変えるべきですか。 まず受診で体調を確認するのが先です。加齢で嗅覚や食欲が落ちることもあり、温める工夫が有効な場合があります。変更の前に、量や形状の見直しを獣医師と相談してください。

Q. 子犬が食べません。放っておいていいですか。 放っておかないでください。子犬は体が小さく、食べない時間が続くと体調を崩しやすい。短時間でも様子がおかしければ、早めに動物病院へ相談します。自己判断で絶食させないことが大切です。

参考文献